ルスツリゾートへ北海道スキーに行くことになった。というわけで、もーちょっと詳しく調べてみたぞ。
ルスツリゾートはスキーやスノーボードを趣味としている人はもちろん、旅行好きの人たちからも絶大な人気を誇っている北海道最大の施設です。
北海道という広大な敷地を有効に利用して、訪れる人たちのリゾート気分を盛り上げてくれる工夫が随所に見られます。
スキーやスノーボードを楽しむことができるゲレンデは3つの山からなり、210ヘクタールの広さを持ち、初級者から上級者まで受け入れることができるように多彩なコース作りがされています。
ルスツリゾートの宿泊施設として代表的なノース&サウスウイングとルスツタワーは、その間を専用のモノレールで移動することができ、天候に左右されずにリゾート施設内でメリーゴーランドやアミューズメント、屋内造波プールやリゾート温泉をたっぷり堪能することができる充実ぶりです。
子供だけではなく、大人ももちろん楽しむことができ、最近では祖父母の世代も合わせて三世代で、それぞれの世代が楽しむことができるリゾート施設がここにあるのです。
この記事に書いてあること
ルスツリゾートのアクセス
ルスツリゾートへは、さまざまなアクセス方法がありますが、日本国内の遠方からルスツリゾートへ行くにはなんといっても飛行機での移動が早くて便利です。
ルスツリゾートの最寄り空港は新千歳空港ですが、ここまでの所要時間は東京からなら1時間半くらい、大阪からでも2時間くらいが平均所要時間となっています。
また新千歳空港からは予約制の送迎バスが往復していますので、事前に送迎バスの予約手続きを行っていれば、空港からルスツリゾートまで直通で連れて行ってくれますので、遠方からルスツリゾートを訪れる場合でも安心です。
北海道内に居住していて、道内からルスツリゾートへ向かうときには、札幌とルスツリゾートを直通運行している送迎バスが便利となっています。ウチラはコレね。
ルスツリゾート専用バスの営業所が札幌にあり、空港からの直通バスと同様でこちらも予約制となっていますので、北海道内からルスツリゾートへ向かうときには、ぜひ利用したいものです。
自家用車やレンタカーなどを利用して、車での移動でルスツリゾートに向かうことも、自分たちなりのプランが立てやすくて人気となっています。
目安となるルスツリゾートまでの平均的な所要時間は、最も近い洞爺湖近辺からなら30分程度、札幌や室蘭、千歳、苫小牧などからなら1時間半くらいを予定しておくと良いでしょう。
自家用車でルスツリゾートに向かうときには、ルスツリゾートの駐車場の状態が気になるところだと思いますが、駐車場の状態は夏季と冬季では違っていて、夏季の駐車台数は2000台で駐車料金は普通車で500円、冬季の駐車台数は3000台で期間中の駐車料金はなんと無料となっています。
また有料期間である夏季でも、ルスツリゾートで宿泊を予定している場合には、駐車料金はかからないことになっています。
また、電車でルスツリゾートに行くことももちろん可能で、函館本線の惧知安駅がルスツリゾートの最寄り駅となりますので、各地からこの駅まで電車で移動し、そこからバスに乗って1時間くらいでルスツリゾートに到着するというルートをとることもできます。
ルスツのゲレンデについて
ルスツリゾートは、3つもの山をまたがったエリアとなっていて、その標高差はなんと756メートルもあり、さまざまなコースを持っていることから、バラエティに富んだウインタースポーツを楽しむことができるのが魅力となっている。
まずはこの3つの山をチェックしてみる。
ウェストマウンテン(West Mt.)
ウェストマウンテンは、ルスツリゾートのホテルがあるエリアになりますので、多くの人が最初に訪れるルスツリゾートのエリアとなることが多いようです。
そのため、広大なルスツリゾートの山々の中では、最もオーソドックスな雰囲気を感じることができるエリアといえるのが、このウェストマウンテンとなります。
ウェストマウンテンには、気軽に立ち入ることができる雰囲気があり、スキーやスノーボードの上級者でもウォーミングアップのためにまず訪れるのがウェストマウンテンであるということもあります。
特にファミリーにとっては、拠点となるホテルがあるウェストマウンテンが行動範囲の中心となることが多くなりますので、託児所などの施設やキッズのためのスキー教室などが開催されているのも、このウェストマウンテンとなっているのが嬉しいところです。
ルスツリゾートの山々はいずれも初級者から上級者まで幅広く受け入れることができるとされていますが、それはそれぞれのコースに緩やかなカーブを持っている部分や急斜面の部分などがバランス良く見られるからです。
ルスツリゾートの山々の中でも、特にウェストマウンテンは、3つの山々の中の第1の山として、コースのレイアウトもバラエティに富んでいるところが、さまざまなレベルの人に愛される理由となっているのです。
また、広いルスツリゾートの中でも、ナイター営業をしているのは、このウェストマウンテンのみとなっていますので、ライトアップされた雪の中でスキーやスノーボードを楽しみたいという人にとって最適な場所となっています。
ウェストマウンテンには、ファミリーコースもあり、このコースを上に登ったところにあるファンパークというエリアには、たくさんの楽しいアイテムが充実していて、ファミリーやスノーボーダーなどに人気となっています。
このウェストマウンテンのファンパークには、本格的なハーフパイプが備えられていて、キッカーやボックス、レール、ウェーブなどをアクティブに楽しむことができるのが、魅力となっているのです。
イーストマウンテン(East Mt.)
イーストマウンテンは、ウェストマウンテンから国道を挟んだ位置にあり、ゴンドラに乗って、移動することができるエリアとなっています。
ゴンドラに乗って、国道を移動することができるということも、滅多に体験することができないことなので、このルスツリゾートならではの醍醐味ではないでしょうか。
このイーストマウンテンは、ウェストマウンテンよりも標高が高く、868メートルあることから、ウェストマウンテンでは物足りないスキーヤーやスノーボーダー、ウェストマウンテンで足慣らしをした人たちなどが訪れるエリアとなっています。
イーストマウンテンからもちろんウェストマウンテンが見えますし、天気が良ければ、羊蹄山を臨みながら滑りを満喫することができます。
イーストマウンテンは、全体的にロングコースが多い印象が強く、緩やかな傾斜部分なら初級者、斜度が強い部分なら中級者以上向きのコースが多く揃っているのが特徴です。
ゆったりとした雰囲気も持っていて、コース幅も広く、滑りやすいコースが多くなっています。
イーストマウンテンの最大のポイントとしては、スーパーイーストコースという斜度32度という実力者向きの超難関なコースがあることで、このコースは上級のテクニックを持ったスノーボーダーに大人気のコースとなっています。
ウェストマウンテンとマウントイゾラの間に挟まれたところに位置しているイーストマウンテンですが、これまでのペアリフトが延長されたり、新しく新設されたりして、イーストマウンテン内だけではなく、イーストマウンテンから東西へ移動する際にもこれまで以上にスムーズになっています。
イーストマウンテンの目印となっているのは、24階建ての高さを誇るルスツタワーで、駐車場も広くて分かりやすくなっています。
ルスツリゾートを毎年訪れるような人たちや、スキーやスノーボードの上級者などは、イーストマウンテンをルスツリゾート滞在の拠点とする人も近年では増えているそうです。
イゾラ(East Isola.)
ルスツリゾートの目玉となっているのがこのマウントイゾラで、3つの山の中で最も人気となっているエリアでもあります。
ルスツリゾートの山々の中で最も高い994メートルという標高を持っていて、真正面にたたずむ羊蹄山の堂々とした姿を眺めながら爽快感のある滑りを楽しむことができ、滑り降りて行けば、有珠山や洞爺湖も見えてきます。
高さがあるマウントイゾラは、強風に見舞われることも多く、リフトが止まっていることもあるので、それを見越した予定を立てることが必要ですが、風を感じながら滑ることができるというメリットもあります。
ルスツリゾートのほかの山々と比べると、標高が高いマウントイゾラは気温が低く、そのため、ゲレンデ裏の林には、とてもきれいな樹氷が広がっていますので、この風景も圧巻です。
マウントイゾラには、3500メートルの距離を持つイゾラグランコースがあり、これがマウントイゾラのメインコースとなっています。
イゾラグランコースには、幾つかの派生していくコースもありますので、自分が希望するルートへと滑っていくこともできるのです。
ルスツリゾートの山々にはそれぞれ初級者から上級者向きのコースが用意されていますが、このマウントイゾラでは、一番奥に入ったところにある山頂から滑ることができるヘブンリービューが初級者コースです。
洞爺湖を眼下に見下ろすことができる風景を楽しみながら滑りをスタートさせることができ、ゆったりとしたコースではきれいな眺めの中を進みながら、白樺林のコースへと進んでいくことができます。
中級者以上向けのコースとなっているのは、雪が圧雪されているところと未圧雪のところとに分かれているヘブンリーキャニオンコースです。
上級者向けのコースでは、ルスツリゾートならではの新雪のパウダースノーを楽しむことができる未圧雪のオフピステコースが拡大されて、話題となっています。
ルスツリゾートの3つの山々の雪質はどのコースでも最上級のものですが、未圧雪の自然な状態で保たれているこのオフピステコースは、上級者のテクニックを磨くことができる最良のものとなっています。
まとめ
この広大なルスツリーゾとのスキー場はとても1日や2日程度では滑り切ることはできない。
ウチらの行くのはシーズン最後の3月末だが、ゲレンデの方はギリギリいけるだろう。実はすごい昔に正月とかにルスツスキー場行ったことがあるが、かなり寒いんだよね。
なので、子どもたちと一緒であれば天候も少し緩む3月くらいのほうがやさしいと思う。吹雪もないはずだし。
というわけで、久しぶりに行くルスツリゾートは今から楽しみだ。